3×3・・・なんて読むの?
東京オリンピックで日本代表選手らが大活躍したことは記憶に新しい、この3×3。オリンピックでは初めて種目になったようですね。
ところで、なんて読むの?
「さん かける さん」?
「スリー オン スリー」?
「さん たい さん」?
いろいろな名称がありましたが、現在では
「スリー エックス スリー」
と一般的に呼ばれるようになりました。
5対5のバスケと何が違うの?
3×3のルールは基本的に5対5(以下、通常バスケと呼びます)ルールは似ていますが、当然違いがありますので、ご紹介します。
1.コートの大きさが違う
通常バスケと違い、ゴールが1つしかありませんので、3×3のコートは通常バスケの約半分(約半面)となります。詳しく知りたい方は調べてみてくださいね!
「半分のコートだから体力的に楽そう」・・・と思いがちですが、全く逆です(笑)!個人差があるので、正確なところは言えませんが、めちゃくちゃ疲れます。
通常バスケと変わらない広さをたった3人で攻めたり守ったりするので、ものすごく大変です。
2.ボールの大きさが違う
ミニバスは通常5号ボール、中学校以上は7号ボールを使用します。3×3は6号ボールを利用します。ただ、6号といってもボールの重さは7号と同じです。ミニバスで5号ボールになれている人は最初は戸惑うかもしれませんね。
3.時間と試合終了のしかたが違う
通常バスケのミニバスは試合時間は各クォーターが「6分」で行います。全部で4クォーターあるので、インターバル(クォーター間の休憩時間みたいなもの)を除けば、24分でどちらが得点を多くとったかで勝敗を決めます。
3×3はは試合時間は10分です。10分でどちらが得点を多くとったのかで勝敗が決まります。
ですが、さらにノックアウト方式というものがあり、10分以内に21点目を先にとったチームが試合時間終了を待たずに勝利します。
例えば、試合残り時間があと3分あるにもかかわらず、21点以上の得点が入った時点で、試合が終了します。
4.ショットクロック
通常バスケだと、ショットクロック が24秒に対して、3×3は12秒です。しかも、通常バスケはショットクロックが14秒を切っている状態で、シュートをうち、かつボールがゴールリングにあたり、オフェンスチーム側がボールを保持した場合、ショットクロックが14秒に戻ります。
3×3のショットクロックは12秒です。12秒以内にオフェンスを終えなければいけません。通常バスケのショットクロックと同様に、カットなどでボールが外に出てオフェンス継続となる場合はショットクロックも継続です。
シュートが成功するか、シュートのボールがリングに当たって外れた場合などは、ショットクロックは12秒にリセット。
そのほか、ファウルやバイオレーションでオフェンスチームが変わる場合も12秒にリセットとなります。
コートが半面なわけですから、8秒バイオレーションもありません(ミニバスにはもともとありませんが)。
ですから、3×3は攻守の切り替わりが・・・展開が速く魅力の一つとなっています。通常バスケでも展開が速いのに、さらに速いのですから、体力的にしんどいですよね。
5.得点が違う
通常バスケだと、スリーポイントラインの外側からシュートが成功すると3点。内側からのシュートが成功で2点です。
3×3はスリーポイントラインの外側からのシュートが成功すると2点。内側からのシュート成功で1点です。
フリースローもスリーポイントの内側からのシュートなので、1点です。
通常バスケと比較してもスリーポイントラインの外と内でのシュートの得点差はたったの1点ですが、3×3は外からのシュートが入ると内のシュートと比べて2倍の得点になります。これはノックアウト方式を採用する3×3では非常に大きな1点になります。外が2連続で決まると4点です。内が2連続で決まっても2点です。当たり前ですが・・・これが重なると非常に大きな意味を持ってきます。
その他にも通常バスケとルールが異なるところがたくさんあります。
時間があるときにこちらのサイトが参考になりますので、よかったら勉強してください。
動画もご紹介しておきます。
通常バスケとルールは違いますが、通常バスケでも速攻が出れば当然3対3の状況が出てきます。その時の動き方にも通じるところもありますので、ぜひ勉強してみてくださいね。
【平ミニバスホームページ】
Comments