バスケットボールには背番号があります。
しかし、背番号ではない意味で、ポジションを番号で表現することがあります。
背番号とポジション番号は違うので、この機会に覚えておきましょう^^
1番・・・ポイントガード(G)
2番・・・シューティングガード(SG)
3番・・・スモールフォワード(SF)
4番・・・パワーフォワード(PF)
5番・・・センター(C)
と表現されます。
それぞれ役割が決まっています。
1番のポイントガードはコート上の監督と呼ばれています。なぜなら、ゲームの流れを読んでどのようにオフェンスしてスコアにするかを考え、判断してゲームを組み立てていきます。もちろんディフェンスについても同じで、どのように守り、相手にスコアさせないようにするかを判断し、コートにいるプレイヤーに指示します。
ですから、ボールを持つ時間(触る回数)が一番多いのがこのポジションです。
遠距離シュートにも強く、オフェンスのドライブにも強く、パスの判断や正確性、ボールのキープ力と求められるものが非常に多いポジションです。
2番のシューティングガードは文字通り得点とポイントガード的な役割を担います。1番をサポートしながら、アシストもでき1番よりも得点能力に優れている必要があります。
1番がオフェンス時に徹底的にマークされてしまうとボールを回すことができずゲームコントロールが難しくなることも少なくありません。2番も1番ほどではありませんが、同じような仕事がが出来るように求められます。
3番のスモールフォワードはシュート力に優れている必要があります。遠距離のシュートの成功確率、ミドルレンジの成功率、ゴール下の成功率も高くなくてはいけません。また、ディフェンスからオフェンスに切り替わる際、先頭で相手ゴールに迎えるような走力が必要です。
ディフェンスでもリバウンドと呼ばれるシュートが外れた際にマイボールにするための動きがありますが、これも強くなくてはいけません。
特にオフェンスに関する能力が高い人で身長が高い人が3番を任される傾向があります。
4番のパワーフォワードはミドルレンジ、ゴール下のシュートの成功確率が高いことが求められます。特にゴール下は「戦場」と呼ばれるくらい、体と体がぶつかり合い激しポジション取りがあるところです。ゴール付近のシュート力だけでなくパワーでも押し込める力、パワーで押し込まれない力が求められます。
また、オフェンス・ディフェンスのリバウンド力が高いことを求められています。
さらに、3番のスモールフォワードと一緒に速攻と呼ばれるオフェンスには先頭に走るくらいの走力が必要です。
5番のセンターはとにかくゴール下の番人である必要があります。オフェンスではゴール下の得点能力が高い必要があり、先ほども説明したとおり、ゴール下は戦場ですから、これに負けないだけのメンタルの強さとパワーが求められます。
4番以上にオフェンス・ディフェンスリバウンドを期待されています。ゴール下に攻め込まれたときに一番最後にいる壁が5番ですから、シュートブロックなどディフェンス面での期待が多いポジションです。
当ブログを書いている私の偏りですが、例えるなら次の通り
アニメ・スラムダンク
1番・・・宮城リョータ
2番・・・三井寿
3番・・・流川楓
4番・・・桜木花道
5番・・・赤木剛憲
川崎ブレイブサンダース(2021年4月現在)
1番・・・篠山竜青・青木保憲
2番・・・辻直人・藤井祐眞/大塚裕土
3番・・・熊谷尚也/増田啓介/長谷川技
4番・・・パブロ・アギラール/ジョーダン・ヒース/マティアス・カルファニ
5番・・・ニック・ファジーカス
※公式プロフより
というような感じでしょうか。
バスケではよく、この選手は〇番から〇番までできるという表現を聞くことがあります。これは上記の複数のポジションができるという意味です。
長々と書きましたが、ミニバスにはあまりポジションについてはきっちりと決めているチームはほとんどありません。あるかもしれませんが、目に見えてというのはほとんどないので安心してください。
あえて言うなら、ポイントガードはチームとして決められているところが多いと感じます。ミニバスははっきりとポジションにしていることはほとんどありません。
参考にしてください^^
誤った情報があればぜひ、コメントくださいね!!
【平ミニバスホームページ】
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