今回はシリンダーについてお話しします。
小学生には少し難しいと思いますが、オフェンスには守られるべき範囲があります。その範囲のことを筒状をイメージしてシリンダーと呼ぶことがあります。
ディフェンスファウルはオフェンスのシリンダーの範囲を超えて接触することでとられることがあります。
シリンダーの概念は次の通りです。
・プレーヤーがコート上で普通に立ったとき、そのプレーヤーが占めている位置とその真上の空間をシリンダー(筒)といい、これらの寸法、および両足間の距離はプレーヤーの身長とサイズによります。
・ディフェンスとボールを持っていないオフェンスのシリンダーの境界線とは、以下の範囲が含まれます。
1.正面は手のひらの位置まで
2.背面は尻の位置まで
3.側面は腕と脚の外側の位置まで
・手や腕は前に伸ばしてもいいが、足や膝の位置を超えてはいけません。
・リーガルガーディングポジションでは、手を肘の位置で曲げてもいいが、前腕と手は挙げなければいけません。
・オフェンスが自身のシリンダーの中でノーマル・バスケットボール・プレーを行おうとしているとき、ディフェンスはボールを持っているオフェンスのシリンダーに入って、イリーガルなコンタクト(不当な手の扱いを反則)をしてはいけません。
・オフェンスはさらに空間を得るために、脚や腕をシリンダーの外に広げ、ディフェンスにイリーガルなコンタクトを起こすことはできません。
・ボールを持っているオフェンスのシリンダーの境界線とは、以下の範囲が含まれます。
1.正面は脚、曲げた膝や腕、腰より上でボールを持っている位置まで
2.背面は尻の位置まで
3.側面は腕と脚の外側の位置まで
わかりやすい説明動画がありますので、ご紹介します。
難しいですが、しっかり理解できるように頑張りましょう。
そしていっぱい練習して上手くなりましょう!
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