ミニバスの低学年によくあることですが、「ボールを取られたくない」という意識が強く、ディフェンスが来るとゴールとは関係のないところに逃げる傾向にあります。
オフェンスのサインプレイ(Bリーグではよくデザインされたプレイといわれます)で目的をもってゴールとは関係のないところにドリブル移動するのとは違い、逃げ回るような動きになるのが特徴です。
ゴールに向かって行くという姿勢がないとディフェンスは脅威に感じませんし、得点することもできません。ボールを取られなくても結果、時間切れになってしまうか、ロングシュートなど確率の低いショットを打つことになってしまいます。
ゴールに向かってアタックできれば、スコア出来る確率も上がりますし、ファウルをもらうことだってできます。ファウルは個人ファウル5つで退場になりますし、チームでも各ピリオドで合計5つのファウルになると相手にフリースローを与えることになってしまいます。
このような状況をファウルトラブルと呼ぶことが多いです。
ファウルトラブルになると思い切ったディフェンスができなくなりますので、プレッシャーが弱い状況でオフェンスすることができ、有利です。ですから、ゴールに向かうという行動は大切なプレイになります。
デメリットはボディーコンタクト(ディフェンダーとの接触)が多く、転んでしまうこともあります。コンタクトがあるので、ボディーバランスが崩れて、ボールを失うこともあります。コンタクトがあるということはディフェンダーが手の届きそうなところにボールがあるということになりますので、ボールを奪われる可能性もあります。
いろいろな要因がありますが、特に「ボールを失いたくない」「接触したくない」と無意識に体が動いてしまっていることがほとんどです。
実際にコンタクトしないでシュートできるのが一番いいですが、バスケットにはボディーコンタクトはつきものです。
怖がらず、思い切ってゴールに向かうメンタルをつけていけるよう練習していきましょう。
誤った情報があればぜひ、コメントくださいね!!
【平ミニバスホームページ】
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